
2023年、ロッテの新ユニフォーム。左からビジター、ホーム、CLM
千葉ロッテマリーンズが、2023年にホームユニフォーム、ビジターユニフォーム、ALL FOR CHIBAユニフォームをリニューアルする。
今回のリニューアルは3種類ともに品格を体現するため、これまでの昇華プリントではなくロゴと背番号が刺繍に。また背番号と背ネームのフォントも本来のオリジナルのものから文字の空間を広くして、視認性を高め、全体的にシャープな印象に変更された。機能面ではミズノ社の最新素材を採用して軽量化し、動きやすさを追求している。
ホームユニフォームのピンストライプは1950年初代オリオンズ時代から受け継ぐ、日本プロ野球界では最長のデザインであり、マリーンズの伝統と誇りを表現。ビジターユニフォームはストライプが廃止され、純黒の生地に変更。左胸には【M】のイニシャルマークが白字で掲げられ、「ブラック」を強調するデザインとなった。
ビジター帽子はホームユニフォームと同様の帽子を着用。また、ALL FOR CHIBAユニフォームはCLMユニフォームへと名称変更も行う。ビジターユニフォームとCLMユニフォームの袖には、球団理念にある「勝利への挑戦・勝利の熱狂・勝利の結束」を表現したブラック、ホワイト、グレーの3本線「BELIEF LINE」を新たに採用。選手とファンをつなぐ勝利の3カ条として、ホームのピンストライプと同様に、マリーンズを象徴するデザインだ。
リニューアルしたユニフォームは球団が掲げる【Vision 2025】を実現するためのユニフォームとして開発された。常勝軍団にふさわしい品格と品質を追求し、勝者のメンタリティが感じられる仕様に改良。ユニフォームはミズノ社、帽子は'47(フォーティーセブン)社のものを引き続き使用する。
なお、新ユニフォームは2月1日から始まる石垣島春季キャンプより着用される。
写真=千葉ロッテマリーンズ提供