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THE HEROES 熱球インタビュー

ヤクルト・赤羽由紘インタビュー 逃げずに前へ進む「もう1回、自分を奮い立たせて 必死にやっていかないと」

 

入団5年目で初の開幕スタメンに抜てきされると、開幕7戦連続安打の好発進。すでに内外野7つのポジションに就くなど、ユーティリティー性も発揮してきた。だが、5月に入りベンチスタートが増加している。勝負の年をどのように駆け抜けていくのか。
※成績・情報は5月22日現在
取材・構成=小林篤 写真=桜井ひとし、井田新輔、BBM



徐々に生じる感覚のズレ


 3月28日、巨人との開幕戦(東京ドーム)で六番・二塁で先発出場すると5回に左前へ適時打を放ち、2025年のチーム初打点を挙げた。オープン戦は14試合に出場し1本塁打、7打点。12球団トップの得点圏打率.545を残すなどアピールが実り、4月までに22試合で19度の先発出場を果たした。今までにないスタートを切った一方、一軍の世界で結果を残し続ける難しさも感じている。

──開幕から4月にかけて先発出場が続きました。昨季までとは違った疲れも感じているのではないですか。

赤羽 開幕からスタメンで使ってもらって、ずっと試合に出ていると、自分が感じている以上に疲れていたのかなと思います。でも、去年まではスタメンの数は多くなかったので、新しい発見も生まれましたし、そういう面ではすごくいい経験と言いますか、今後に生きることがすごく増えています。

──オープン戦で結果を残して、開幕スタメンをつかみました。そこから7戦連続安打。好スタートを切ることができた要因はどこにあったと分析しますか。

赤羽 なんですかね、ピッチャーに対して、どういう球を狙うだとか自分の考えを持ち打席に入って、それを実行できたことが一番大きかったかなと思います。ただ、今は頭で考えて打席に入っても、体が違う反応をしてしまってファウルになることも多くなってきています。開幕時はできていたのかなと思います。

──何を持って「体が違う反応」になってしまうのですか。

赤羽 開幕から1カ月以上が経って、自分が分からない部分で、徐々にスイングの軌道であったりのズレが起きているのかなと思います。コーチとも話をしているのですが、例えばセンター方向に振っているつもりが、実際にはレフト方向に振ってしまっていたり。

──打席数が増えると、その分、打撃が崩される機会も増えると思います。

赤羽 ずっと状態がいいなんてまずないですし、特にシーズン中ともなれば、いいとき悪いときの繰り返しだと思うので。悪いときにどう工夫をしていくかが一番大事だなと思います。

──今は状態を上向かせるために、いろいろなものを試している段階にある、と。

赤羽 オープン戦からいろいろ取り組んできて、それがハマったときもありました。だだ、うまくいっていた部分が開幕してからダメになったこともあります。じゃあ次はこうしてみようとか・・・

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