2009年夏の甲子園での菊池雄星くん。ここで野球人生が終わらなくて本当によかったと思う
季節外れもいいところだが、『熱闘甲子園』の話をしたいのだ。夏の甲子園開催期間の夜、テレビ朝日系列で放送される、あの番組。
決勝戦の夜に流れる最終回は、全試合から選り抜いたいい映像、泣ける映像を編集したハイライト映像を流すのが恒例だ。
夏の甲子園のあり方については、この連載で何度となく批判しているが、それはそれ、これはこれ、「ハイライト映像」を毎年楽しみにしている私がここにいる。
そんな私の選ぶ、ベスト・オブ「熱闘甲子園ハイライト映像」は2009年版だ。秦基博の名曲『Halation』に乗せて、智弁和歌山高の
西川遥輝くんや
岡田俊哉くん、明豊高の
今宮健太くんが躍動するのだが、主役は何といってもこの年、準決勝で敗退した花巻東高の菊池雄星くん。
154キロの速球を投げ、打者走者として一塁で相手野手と激突して転倒・・・
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