ここでは、剛腕投手の本場(?)、メジャー・リーグの歴史における剛腕を振り返ってみる。その中でも、ダルビッシュが所属するテキサス・レンジャーズの球団社長であるノーラン・ライアンが特に代表的な剛腕ということになるが、海の向こうでも「剛腕は減りつつある」という傾向のようだ。 写真=AP ノーラン・ライアン[1966年から1993年、レンジャーズほか]
通算5714奪三振。ライアン以上の剛腕はもう現れないのか
日本の
沢村栄治に当たるのがC.
ヤング。511勝を挙げ、今も「サイ・ヤング賞」にその名を留める20世紀初頭の大投手だ。「サイ」はニックネームでサイ
クロンの略。捕手が捕り逃した球が後方のフェンスを粉砕したなど、剛球エピソードも多い。
サイ・ヤング[1890年から1911年、レッドソックスほか]
グッと時代を今に近付ければ・・・
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