昨季、Aクラスまであと一歩届かず、リーグ4位に終わった広島と楽天。 それぞれ、22年ぶりのセ・リーグ優勝、球団創設初のパ・リーグ制覇と、悲願達成に向けての2013年シーズンが開幕して1カ月が過ぎようとしている。 果たして、リーグ4位からのリベンジはなるのか。 両チームを昨年の開幕後と比較しながら、上位進出への根拠を導き出していこう。 ※成績は4月22日現在
広島東洋カープ[20試合 9勝10敗1分 セ・リーグ4位] 開幕カードで
巨人に2敗1分と苦杯をなめさせられたが、その後チームは確かな手応えを感じている。
4月21日の巨人戦(マツダ広島)で延長11回にサヨナラ勝ちを収めた野村監督は、試合後、興奮気味に語った。「チーム全員が粘り強くなった。選手一人ひとりが成長した」。同18日の
DeNA戦(同)でも、9回に3点差を引っ繰り返して逆転サヨナラ勝ち。今季挙げた9勝のうち4勝が6回以降の逆転勝ちと、昨年はなかった勝負強さが備わってきた。
好調の
丸佳浩、2年目の
菊池涼介の一、二番コンビがチャンスをつくり、
松山竜平、
堂林翔太らの中軸で走者をかえす。「昨年を経験していることが大きい」(松山)と、指揮官が・・・
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