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このままでは終われない

逆襲を期す男たち

 

ここまでは昨年、Bクラスに沈んだチームの逆襲をテーマに取り上げてきたが、Aクラスのチームの選手の中にも、今季に逆襲、復活を期す選手たちはいる。
彼らの奮闘ぶりも見逃すことはできない――。
(成績は4月21日現在)

脇谷亮太[巨人/内野手/右投左打]
背番号023から陽の当たる場所へ

 1年前には現在の状況など想像することもできなかったという。10年にはセカンドのレギュラーとして132試合に出場したが、右ヒジ痛を発症し、11年オフに靭帯の再建手術を受けた。復帰まで最低でも1年が必要で、リハビリに充てるため昨季は育成登録に。それまで慣れ親しんだ「23」から3ケタの「023」に背番号を変え、苦しいリハビリ生活に耐える日々を過ごした。

 「野球をできない悔しさもあったし、家族にいいところを見せられない苦しさもありました。(娘には)太陽があるうちに家に帰る良いパパだと思われていたかもしれません(苦笑)」

 昨季終盤に二軍で復帰したとはいえ・・・

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