“エース兼主将”の決意 松井に引き続き、ここからは大学、社会人のドラフト1位有力選手を紹介する。 運命の日を見据えたそれぞれの胸中とは。 取材・構成=前田泰子 写真=湯浅芳昭
チームを背負う意識から「勝つ投球」へチェンジ 今秋のドラフト会議で大学生の目玉となるのは間違いなくこの男だ。九州共立大の152キロ右腕・
大瀬良大地。その動向に注目が集まる。
その素質は長崎日大高3年のときに花開いた。春までは全国的に目立った存在ではなかったその名は、夏に全国区になった。夏の長崎大会準々決勝でセンバツ優勝投手である清峰高のエース・
今村猛(現
広島)に投げ勝ち、甲子園ではセンバツ準優勝の花巻東高と対戦し
菊池雄星(現埼玉
西武)と対戦。試合には敗れたが、自己最速の147キロをマークし、5回までセンバツ準Vサウスポーと互角に渡り合った。
九州共立大で大瀬良はさらに輝きを増した。大学のデビュー戦となった1年春の開幕戦でいきなり・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン