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高校生編

[保存版]2013ドラフト候補100選手名鑑

 

水野匡貴[投手・静岡高]

みずの・まさき
(1)1995.10.2
(2)右右
(3)182cm80kg
(4)12秋=静岡大会優勝・東海大会2回戦、13春=静岡大会準優勝
(5)なし
(6)なし
(7)吉川輝昭(DeNA)
(8)古豪を引っ張るエースは腕が振れるのが武器。そして体重移動は天性のセンスを感じさせる。今春の中部地区大会では、自己最速を2キロ更新する144キロを計測し、訪れた10球団のNPBスカウトも驚きの声を上げた。飛龍高との県大会準決勝では完封。4季連続での東海大会出場へと導き、夏への弾みとなった。


高橋遥人[投手・常葉橘高]

たかはし・はると
(1)1995.11.7
(2)左左
(3)180cm70kg
(4)12秋=静岡大会2回戦、13春=静岡大会4強
(5)12選手権1回戦
(6)1試合0勝0敗 4回1/3自責点0防御率0.00
(7)乾真大(北海道日本ハム)
(8)付属の常葉橘中では全国大会を制したサウスポー。当時からマウンドさばきには定評があった。昨夏の甲子園は4点ビハインドからの救援登板で、4回1/3を無失点に抑えた。最速139キロの真っすぐは表示以上のキレがあり、カーブ、スライダーも制球力抜群。聖隷・鈴木、静岡・水野と形成する「静岡BIG3」のけん引役となる。


森口練太郎[投手・豊川高]

もりぐち・れんたろう
(1)1995.11.6
(2)右右
(3)175cm75kg
(4)12秋=愛知大会準優勝・東海大会1回戦、13春=静岡大会8強
(5)なし
(6)なし
(7)吉見一起(中日)
(8)スカウトに「愛知No.1投手」を聞けば、必ず浮上してくるのがこの143キロ右腕だ。今春の県大会3回戦では、昨秋の決勝で顔を合わせた東邦高と対戦。0対9と7回コールド敗退した昨秋のリベンジを果たした。続く準々決勝で姿を消したもの、高い実力を証明。悲願の初出場を目指す夏は一人で投げ切る覚悟だ。


藤田凌司[投手・県岐阜商高]

ふじた・りょうじ
(1)1995.11.30
(2)左左
(3)174cm75kg
(4)12秋=岐阜大会優勝・東海大会優勝・神宮大会8強、13春=岐阜大会優勝
(5)12選手権2回戦、13センバツ8強
(6)4試合2勝0敗 26回 自責点9 防御率3.12
(7)服部泰卓(千葉ロッテ)
(8)父である藤田明宏監督との「親子鷹」として、今春のセンバツで話題になった。決して大柄ではないが、その体を駆使して小気味良く投げ、スライダーで打者を幻惑する。右すねに打球を当てながらマウンドを下りず、167球の熱投で大阪桐蔭高の3季連続優勝を阻止した試合がハイライトとなった。打撃センスにも定評がある。


浦嶌颯太[投手・菰野高]

うらしま・そうた
(1)1996.1.14
(2)右右
(3)183cm87kg
(4)12秋=三重大会優勝・東海大会準優勝、13春=三重大会8強
(5)13センバツ2回戦
(6)1試合0勝0敗 1回 自責点0 防御率0.00
(7)西勇輝(オリックス)
(8)最速151キロの本格派右腕で、同校出身者であるオリックス・西勇輝の「二世」と称されることが多い。右肩痛で昨秋は本調子ではなく、今春のセンバツでは9回の1イニングのみの登板にとどまった。計時された球速145キロについて本人は「全然ダメ」と厳しい自己評価だったが、これも復活への第一歩。良いきっかけとなったはずだ。
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