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レジェンドから現役メジャー・リーガーまで

メジャー・リーガー変化球図鑑

 

ここからは海の向こうの変化球事情を見ていこう。
現役投手の変化球から、すでに引退したスター選手の握りを紹介。
まずは今季限りで現役引退を表明したカットボールの使い手で、メジャー通算626セーブを挙げているヤンキースのマリアノ・リベラの、伝説的な魔球から。
※メジャー・リーグ変化球バイブル〜これがアメリカ式の極意だ!〜(小社発行 平成22年4月22日発行・発売)から抜粋
※現役選手の成績は現地時間5月29日現在

マリアノ・リベラ[ヤンキース]

カットボールの元祖
投げるレジェンド、稀代のセーブ王

 強打者ぞろいのメジャー・リーグで、ただ1つの変化球だけで抑え込んできた生きた伝説だ。メジャーセーブ記録を更新し続けている、ヤンキースの守護神、マリアノ・リベラだ。彼の代名詞になっている球種が「カットボール」。ツーシームやフォーシームの速球と混ぜ合わせるのではなく、ほぼカットボールしか投げない。それでもメジャー通算セーブ記録の626セーブと、前人未到の記録を作り続けている。

 分かっていても打てない球、カットボール。投げるときのコツは・・・

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