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海の向こうにも注目!

日本人メジャーたちの移籍事情

 

日本の移籍動向を見てきた後は、海の向こうで活躍する日本人メジャーの移籍事情についても知っておきたいところ。
日本のプロ野球とは異なった移籍システムの中でダイナミックなトレードがあったり、なかなか移籍先が決まらなかったりのようだ。
※記事は日本時間12月15日現在
写真=AP、BBM

まさかのトレード
それもメジャーならでは


 ブリュワーズの青木宣親はシーズン終了後、球団が3年目のオプションを行使し、再契約を果たした。しかし日本時間12月5日、来季のチームが変更になったことを聞かされた。トレードでロイヤルズに移籍することが決まったのだ。

 一番打者として抜群の出塁率(2年通算.355)を誇る巧打者に対し、来季のリーグ優勝を狙える選手構成が整ったロイヤルズが手を挙げた。ブリュワーズの投手不足もあり、お互いの意向が合致したトレードとなった。青木自身は「メジャーのトレード事情は分かっていたけど、実際に自分がそうなると複雑な気持ちです。ただ、世界一が狙えるチームだと思うので、そこで一番・ライトの定位置を奪いたい」と意気込みを語った。


▲ロイヤルズに電撃トレードされた青木。ただ必要とされたトレード劇だけに青木自身も前向きになっている



 このようにメジャーのオフは、日本のプロ野球とは違い、FA移籍とトレードが頻繁に行われる。その一方で、クリスマスを前にした時期でもほとんどのFA選手の動向が決まっていないことが普通だ。まずは大物FA選手の移籍球団が決まり、空いたポジションにどういう選手を加入させるか、という、いわゆるピースゲームが行われているからだ。ただ先日行われた30球団の首脳陣と代理人が会したウインター・ミーティングで・・・

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