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どこよりも早い!2014年シーズン展望

12球団“最速”戦力分析 セ・リーグ編

 

[読売ジャイアンツ]
再びの大型補強で一切のスキなし
球団創設80周年に日本一奪回へ

▲14年は球団創立80周年の記念の年。チームを挙げて日本一奪回を目指す


[戦力分析]

合計465
総合評価A+

[投手力]
 チームの勝ち頭(13勝)であるエース内海、同じく1年目からエース級の働きを見せた菅野、そして11勝の杉内が3本柱。カムバック以降、広島で2年連続2ケタ勝利の大竹を加え、さらには12年度韓国最多勝(14勝)で193センチ大型左腕・セドンまで獲得し、先発残り1枠は澤村、宮國、今村で争うなんともぜいたくな悩みを抱える状況にある。最多セーブのタイトルで完全に1人立ちしたクローザーの西村、9回につなぐ山口、マシソンのWセットアッパーも健在で、青木、高木京と脇を固める存在も粒ぞろい。久保、越智も復帰間近とプラス要素しか見当たらない。

[打撃力]
 リーグを連覇したオーダーから大きな変化はなく、阿部、村田、長野、坂本が原監督認定の枢軸で、彼らが中軸を打つことが望ましい。特に移籍2年目で25本塁打、打率も.316と確実性と長打力を併せ持つスタイルへと進化を見せた新選手会長・村田の存在が大きく、阿部と並ぶ三、四番は他球団には脅威だ。高橋由、亀井の復活も下位打線に厚みを与えており、二塁を若手注目株の中井が奪ったとしたら、一番から八番までどこからも一発が飛び出す可能性のある超強力打線が完成。13年度145本塁打597得点をはるかにしのぐ得点力も期待できる。

[選手層]
 他球団がうらやむほどの戦力が整った。40年ぶりの日本一連覇を逃したことで、リーグ連覇中のチームながら容赦なしの改革を断行。出場機会を減らしていた小笠原、谷に加え、ホールトンら3人の助っ人を放出する一方で・・・

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