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▲3月8日、丸亀城西高と高槻北高との対外試合初日(丸亀城西高グラウンド)は登板なし。2試合目の9回にブルペンへ入り、立ち投げで50球。痛めた右ヒジの状態を確かめながら、4〜5割程度の力で投げた



取材・文=吉見淳司 写真=前島進

 4試合、立ちっ放しだった。対外試合が解禁した3月8日(丸亀城西高、高槻北高)、9日(明徳義塾高)。済美高はともにダブルヘッダーを組み、「四番・一塁」の安樂智大はほぼ出場し続けた。

 守備では1球ごとにバッテリーへ助言し、ベンチでは状況に応じて的確な指示を出す。むしろマウンドより負担は大きいかもしれない。

 昨秋の県大会1回戦(対西条高)で痛めた右ヒジの回復が思わしくなく、この2日間は登板回避。センバツ出場を逃し、夏一本に絞る157キロ右腕は努めて、前向きに語った。

「はじめは焦っていましたが、逆にチームを周りから見られますし、実戦を通し、課題も明確に見えてくる。投げているよりも、キャプテンとしての仕事を果たせていると思う…

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