変化がもたらした進化
安打を量産する22歳
安打数は昨季の99から172と大幅にアップした。進化を遂げた若き安打製造機のその要因を自ら語った。
「一番大きいのはメンタルですね。昨年は切り替えができず次の日にも影響が出ていました。打てなかった打席のあとの守備中に、前の打席のことを考えてしまい、エラーをしてしまうなど悪循環が続いていた時期もあったので、それをなくそうと思ってシーズンに入りましたね。また昨年は、(バットの)芯に当たっているのにボテボテのゴロが多かったので、(守備の)間を抜けるような強い打球が打ちたいと思い、オフにバットを立てた打撃フォームに変えたことで、強い打球が打てるようになりました。
また、昨秋から杉村(繁)コーチと取り組んでいるティー打撃では、逆方向へ打つ練習や、低めの練習、体幹を使っての打撃をして、さまざまな球種に対応できるようになり、狙ったコースに打てるようにもなりました。さらにそこでスイング軌道を確認してもらうことで、バットが下から出るクセを修正して、試合に入ることができています」
真中満チーフ打撃コーチは山田の成長をこのように見ている・・・
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