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接戦を制した秋山ホークスが美酒


▲地元・福岡で8年ぶり5度目の栄冠に輝いたソフトバンク。秋山監督は就任3年目で初の日本一



 圧倒的な力でパ・リーグを制したソフトバンクと、このシーズン限りでの退任を発表している落合博満監督率いる中日との対戦となった日本一決定戦。3月11日に起きた東日本大震災の影響で、予定より2週間遅れての開催となった。

 ソフトバンク和田毅、中日チェンの先発で始まったヤフードームでの第1戦。ソフトバンク1点リードで迎えた7回表、一死までノーヒットピッチングの快投を見せていた和田が、和田一浩に手痛い一発を喫し同点。そのまま延長に突入すると10回表、守護神・馬原孝浩小池正晃に決勝弾を浴び、中日が2本のソロで勝利した。

 続く2戦目も延長戦で勝負が決した。1対1で迎えた10回表、三番・森野将彦が馬原から左前適時打を放ち、この日も2対1で連勝。

 悪い流れを断ち切りたいソフトバンクは、第3戦でようやく本領発揮。初回、松田宣浩の適時打で先制すると、4回表には多村仁志の2点本塁打で加点。投げては攝津正が7回1失点で中日打線を沈黙させた。

 第4戦もソフトバンクが主導権を握る。小久保裕紀の適時打と敵失で2点を先制。5回裏に1点を失うも、6回無死満塁の絶体絶命のピンチを左腕・森福充彦が・・・

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