週刊ベースボールONLINE


 

シリーズ最長試合をへてロッテが下克上日本一!!


▲シーズン3位から下克上日本一を決めたロッテ



 第1、2、5戦は地上波中継が行われず、53年に初めて日本シリーズのテレビ中継が始まって以来、史上初の状況に注目度低下を危惧する声もあったが、ふたを開けてみれば一進一退の見応えあるシリーズとなった。先手を取ったのはロッテ。敵地・ナゴヤドームで清田育宏巨人長嶋茂雄以来52年ぶりとなる新人のシリーズ初戦本塁打を放つなど5対2と快勝した。

 しかし中日も翌日にすぐさま反撃。初回から打者9人の猛攻で4点を奪うと、2、3回にも和田一浩の2点適時打などで3点ずつを奪い、3回までに10安打10得点で早々に勝負あり。投げてはチェンが6回1失点にまとめると、大量リードながら5人の救援でロッテ打線を封じた。

 1勝1敗となり、千葉マリンに場所を移した3戦目はホームのロッテが意地を見せる。シーズン3位からCSを勝ち上がったために本拠地での試合は約1カ月ぶりだったが、05年以来のシリーズ登板となった渡辺俊介が9回を5安打1失点の快投。打線もすっかりラッキーボーイとなった清田が2安打3打点をマークするなど、7対1で2勝目を挙げた。

 だが、中日も黙ってはいない・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング