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空中戦を制し、巨人が7年ぶり奪回


▲第6戦は先発の東野がアクシデントで1回途中降板も、内海、豊田、山口、越智、クルーンが零封リレーで日本一を決めた。阿部の好リードが光った



 3年連続リーグ制覇を果たしながら日本一に届かなかった巨人が、02年以来7年ぶり21度目の頂点に立った。日本ハムとの対戦は当時ともに後楽園球場を本拠地としていた1981年以来。

 札幌ドームでの第1戦は巨人が坂本勇人の2点適時打などで先勝。第2戦はケガ明けのダルビッシュ有が42日ぶりの実戦登板でスローカーブを中心とした投球で巨人打線を翻ろうし、1勝1敗に。東京ドームに移っての第3戦からは、巨人得意の一発攻勢が炸裂。第3戦では両軍合わせて6本のホームランが乱れ飛んだが、「空中戦で負けるわけにはいかない!」(原監督)と小笠原道大らのアーチで打ち勝った。

▲42日ぶりの実戦登板もスローカーブを駆使するなどの投球で巨人打線を翻ろうしたダルビッシュ



 第4戦は日本ハム・先発の八木智哉の粘りの投球の前にあと一打が出ずに2勝2敗とされたものの、続く第5戦では日本ハムの守護神・武田久から亀井義行阿部慎之助が立て続けに一発を放ち、土壇場でサヨナラ勝利。

 第6戦は巨人の先発・東野峻が・・・

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