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 4年ぶりの最下位に沈み、星野仙一監督が責任を取って電撃退任。大久保博元二軍監督が内部昇格で新監督に就任した。それとともにコーチ陣も一新された。一軍コーチで留任となったのは打撃コーチの2人だけ。新たな顔ぶれが若い指揮官を支え、どん底からの巻き返しを図ることとなった。

 2年間は空位だったヘッドコーチには5年ぶりに橋上秀樹が復帰。巨人の戦略コーチ、打撃コーチとしてリーグ3連覇を支えた手腕に期待がかかる。また投手コーチには、ソフトバンクで二軍投手コーチを務めていた吉田修司がブルペン担当、同じくソフトバンクから笘篠誠治が外野守備走塁コーチに就任した。今季、両リーグで優勝を支えた頭脳がチームに加わった。

 来季のコーチングスタッフが発表されたのは、倉敷秋季キャンプが中盤を迎えた11月10日だった。最後にソフトバンクでアマスカウトを務めた田口昌徳バッテリーコーチが合流。他球団から見ても組閣に遅れを取ったが、大久保監督も「これ以上ないスタッフがそろった」と手応えは十分だ。

 秋季キャンプの練習後・・・

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