超高校級ピッチャーとして鳴り物入りで入団した日本ハムの大谷翔平と阪神の藤浪晋太郎。同級生であり、ともに身長190センチを超える剛腕投手だ。2015年は2人とも初のタイトルを獲得。今年プロ3年目を終え、その成長度合いはどのような軌道を描いているのだろうか?さまざまな角度から選んだ5つの部門からひも解き、どちらのほうが急激な成長を見せているのか、データで見ていこう。 年俸・2年目の10勝&10本塁打で大谷が一気に抜きさる
藤浪は2年連続2ケタ勝利を挙げて、年俸の上がり幅もファンが思い描いたとおりだろう。一方大谷は昨年の10勝&10本塁打の偉業で一気に7000万アップで大台に。今年は、投手部門3冠を獲得し、侍ジャパンでの活躍もあった。その差は広がる可能性もある?
奪三振・2人で異次元の世界を作り出すも…
藤浪の1年目から奪三振率8.24の数字は立派。その後も1年ごとに進化していることが分かるのだが……大谷は2年目から急に上昇し、2年目から10個超え。今年は1試合平均約11個の奪三振率ととんでもない数字だ。藤浪も9.99と2人は異次元の争いをしている。
平均イニング数・どちらも年平均イニング数が同じような増加数に
二刀流の大谷に比べ、トータルの投球回数は藤浪のほうが圧倒的に多いため、平均のイニング数で計算してみた・・・
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