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2016年序盤戦通信簿

巨人/変えず、動かず、選手主導の采配に

 

 捕手復帰でV奪回のカギを握る男と期待された阿部慎之助が開幕二軍スタートの想定外の事態も、3年目の正捕手獲りを目指す小林誠司がこれをカバーし、阿部不在を一切感じさせない。若返った先発投手陣は菅野智之以外安定せず、勝ち星に恵まれない状況だが、延長4試合で3勝1分けと粘り強く勝利を積み上げている。新人の桜井俊貴が1試合の登板のみで右肩違和感を訴え、話題を振りまいた重信慎之介も力不足で早々に二軍落ちするなど、ルーキーや新戦力(外国人除く)は期待外れ。一方で、四番・ギャレット、五番・クルーズの2人がここまでポイントゲッターとして貴重な働きを見せているのは好材料だろう。高橋由伸新監督で注目を集めたが、まずまずのスタートを切ったと言える。

サプライズ選手 1
ルーキー・新戦力 1
外国人助っ人 8
控え 6
代打成功 5
小技 6
走塁 6
クリーンアップ 9
長打力 10

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