セの覇者・広島に2連敗を喫していた日本ハム。本拠地で盛り返し4連勝で10年ぶりの頂点に。その日本一奪取に欠かせなかった選手4人を紹介する。 西川遥輝 北のスピードスターが躍動
吹っ切れたように天性の才能が爆発した。最大のハイライトは札幌ドームでの第5戦。同点の9回二死満塁でサヨナラ満塁本塁打。日本シリーズ史上2人目の離れ業に「僕も何が起きたか分からないくらい、興奮しています」。第1戦で2安打を放って以降、無安打が続いていたが勝負どころで持ち前のパンチ力を発揮。とんでもない大仕事をやり遂げた。日本一を決めた第6戦も第1打席から2打席連続で三塁打をマーク。8回には二死から安打で出塁し、決勝点の起点となった。
飛躍を遂げたシーズンにふさわしい、頂上決戦での大活躍となった。今季は一番打者に定着。淡泊だったバッティングにも粘りが出て、悪い結果を引きずらない精神力も身につけた。自身初となる打率3割超えも達成。左翼の守備でも何度も好プレーを連発するなど着実にレベルアップした。ひと皮もふた皮もむけたプロ6年目。北のスピードスターが全国の野球ファンにその名を知らしめた。
宮西尚生 敵もアッパレ!鉄腕左腕
リーグ屈指の鉄腕左腕も守護神の
マーティン不在により・・・
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