安芸市で行われた秋季キャンプでは、日もすっかり暮れた夕方6時半を過ぎたがバットとボールが奏でる乾いた音が鳴り響いていた。右の大砲候補と期待されている
江越大賀、
陽川尚将が汗だくでバットを振る。彼らは今季大きな期待を掛けられ、チャンスをもらった。だが、それをつかみ取るまではいかなかった。そして秋……来季に向けて全身全霊でもう一度臨む。
この場所に、ドラフト1位で乗り込むのが
大山悠輔(白鴎大)だ。
金本知憲監督が、ほかの球団から指名されることを嫌い、
佐々木千隼(桜美林大‐
ロッテドラフト1位)を回避してまでほれ込んだ逸材だ。
阪神の本拠地球場、甲子園は夏になると特有の「浜風」がライトからレフトに吹く右打者に有利な球場だ。だが・・・
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