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2018ドラフト特集

ホンダ鈴鹿・都市対抗制覇を狙う4つの個性

 

左から平尾奎太[投]、柘植世那[捕]、瀧中瞭太[投]、松本桃太郎[内]


 育てながら、勝つ。2016年ドラフトで右腕・平井克典(西武)と捕手・飯田大祐(オリックス)がプロ入り。昨年、この穴を埋めたのは、社会人でまだ実績のない4つの個性だった。

 昨年5月の都市対抗東海地区二次予選で、ホンダ鈴鹿・甲元訓監督は我慢の采配を貫いた。ヤマハとの初戦で新人左腕・平尾奎太が1失点完投すると、西濃運輸との2回戦では同期入社の右腕・瀧中瞭太が、6回途中2失点で勝利投手。そして、東邦ガスとの準決勝では平尾が2失点で完投した。東京ドームまで1勝。

 第1代表(先発・瀧中)、第2代表(同・平尾)、第4代表決定戦(同・平尾)で3連敗を喫した。残る2枠となった第5代表決定戦で、瀧中が5回無失点で2年連続出場を決めた。

 瀧中は言う。「2人で第1代表までいって、2人で第5代表まで落として……。決まった瞬間に目が合って……。監督からは・・・

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