球界最強打者の名を欲しいままにする柳田悠岐だが、明確な弱点は存在する。それにも関わらず最強たりえるのはなぜなのか。データでひも解いていく。 ゾーン内打率.398と広角打法
打率.352で3年ぶりの首位打者に輝き、36本塁打、102打点はキャリアハイ。出塁率&長打率は4年連続リーグトップと、柳田悠岐は“球界最強打者”の称号を確固たるものにした感がある。では柳田の何がすごいのか。
まずストライクゾーンを確実にとらえる力が大前提だ。今季のゾーン内に限った打率は382打数152安打の打率.398。今季は62四球とやや少なかったものの、毎年のように100四球に迫る選球眼を備えているため投手はゾーンで勝負せざるを得ないが、どのコースにも高いアベレージで対応している。それを単打・長打を問わず広角に弾き返していくのだから投手はたまらない。
とはいえ弱点もある・・・
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