ここからは現在タイトル争い各部門で上位を走る選手たちを何人か取り上げ、さまざまなデータから彼らの好調の秘密と、タイトル奪取に重要なポイントについて探ってみたい。 ※記録は8月4日現在 [セ・リーグ] 11勝(1位)2敗、防御率2.55(2位)
セの最多勝11勝を挙げ、負けが2つと勝率も高い山口俊だが、月別で見ると、まったく違う“2つの顔”がある。4月からの防御率が1.59、4.64、0.77、4.25。ひと月置きの好調、不調の繰り返しだ。ただ、勝ち星では4月4勝無敗、5月0勝2敗、6月4勝0敗、7月3勝0敗。7月は防御率は悪いながら打線の援護もあって勝率10割となっている。その月ごと、勝ち負けどちらかだけというのも面白いジンクスだ。球団別の防御率では
広島に3.62、
阪神に3.86だが、広島が2勝0敗、阪神が1勝0敗。
もちろん、勝ち負けつかずの降板もあったが、打線とのかみ合わせがいい投手と言える。その秘密の・・・
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