優勝決定の記者会見で、原辰徳監督は「チーム一丸」を強調した。支配下登録選手68人(投手36人/野手32人)中、実に59人を一軍で起用しているところからもその言葉は裏付けられる。ここでは各種データからセ王者の投打の戦力を分析する。 中軸3人は不動
エース・
菅野智之も今季のチームのストロングポイントを「打線」としたように、5年ぶり37度目のリーグ制覇は攻撃力で引き寄せたものと言える。例えばチーム打率は昨季.257(リーグ4位)から今季は.258(2位)と大きくは変わらないものの、644得点(昨年は625点)、176本塁打(同152本)はともにリーグ1位。これらの数字はいずれも統一球が導入された2011年以降では最高の数字だ。
本塁打に関していえば、5月18日の
中日戦から18試合連続本塁打をマークするなど、大きな得点源となった。今季は17人が本塁打を放っており、坂本勇人の39本をトップに、16人が2本以上。2ケタ本塁打は5人、5本以上が10人の破壊力だった。
下表のように打線の中心・・・
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