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シリーズMVP HAWKS V戦士

ソフトバンク・甲斐野央 投打でさまざまな“初”を経験 「優勝が決まってマウンドに集まったときはうれしかった」

 

日本シリーズでも臆せず腕を振り続けた甲斐野


 鉄腕ルーキーが大舞台を満喫した。今季チームトップの65試合に登板した甲斐野央の日本シリーズでの出番は、さっそく第1戦で巡ってきた。

「バカになってやろうと思います。余計なことを考えずに」と第1戦を前に意気込みを語っていたが、実際のマウンドでは緊張も見られた。それでもランナーを出しながら1イニングを無失点に抑えたことは大きい。

「内容どうのこうのよりも、結果ゼロで抑えられたので一番」

 これで吹っ切れたのか、第3戦は1イニング3三振。しっかり腕を振るいつもどおりの姿があった。第4戦は6回二死一、二塁で登板すると・・・

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