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どうなる?2020の勢力図

ヤクルト・バレンティン流出も弱点克服へ積極補強続く/球団別移籍通信簿

 

2019年12月23日号の本誌では、冒頭から今年の移籍戦線で特出した傾向を見せた楽天ロッテ巨人の3球団について検証したが、もちろん、残る9球団にも大きな動きがあった。ここで12月8日時点の情報から各球団の移籍戦線を5段階で評価してみた(AからE)。

【IN】
ガブリエル・イノーア(オリオールズFA)、アルシデス・エスコバー(ホワイトソックス3A)、嶋基宏(楽天)
【OUT】
デーブ・ハフ(自由契約)、畠山和洋(二軍打撃コーチ)、ウラディミール・バレンティン(ソフトバンク)※
※は退団濃厚

ヤクルト入りが決まった嶋基宏。その経験を投手陣再建に生かせるか


 今オフの動きは活発だった。14年オフに成瀬善久(ロッテ)を獲得して以来、5年ぶりのFA参戦。獲得オファーを出した美馬学(楽天)、福田秀平(ソフトバンク)の獲得はならなかったが、最下位からの巻き返しに向けた本気度を感じさせた。そして、楽天を自由契約になった捕手の嶋基宏、戦力外になっていた右腕・今野龍太を獲得し、ソフトバンクの育成左腕・長谷川宙輝とは支配下登録を結んだ。いずれも・・・

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