週刊ベースボールONLINE

2020シーズン大展望

巨人・攻撃陣の得点力はスケールアップ。先発陣は頭数揃うも菅野以外未知数/12球団戦力分析2020

 

※今号(2020年3月23日号)は、「3.20」開催を前提に記事を構成しており、本誌の締め切り日(3月9日)に発表されたNPBの開幕延期と取材時期との関係上、一部、事実と齟齬が生じております。ご了承ください。

キャンプ、オープン戦序盤は元気だったI.モタだが主力級の投手を前に失速。カベを超えられるか……?


【攻撃力&機動力】走れるクリーンアップ


 支配下昇格を勝ち取り、一躍、レギュラー候補となったI.モタはあくまでもプラスαの存在と考えるべき。主力投手が登場するOP戦後半は8打席連続三振など早くもカベにぶつかったが、この試練を乗り越えられるかどうかが一軍戦力か、否かの分かれ目となる。ダメなら左翼には38歳ながらまだまだ元気な亀井善行がいて、マイナスはない。「初回に2点以上を取る打線」は継続で、二番の坂本勇人から四番の岡本和真までの中軸は健在。加えてメジャー通算1312安打で助っ人ながらコンタクト率の高いG.パーラが五番を打ち、課題を解消。六番には亀井もしくはモタが入り、ここまで(モタ以外)が穴のほとんど見当たらないクリーンアップ。吉川尚輝が腰痛から復帰し、本来期待されていた一番に座ることで、打線には昨季以上の厚みが生まれている。パーラを含め、一〜六番まで・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング