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我が愛しのスタジアム

メットライフドーム 自然共生型の野球以外でも楽しめるボールパーク

 

例年なら開幕から2カ月が過ぎ、熱戦が展開されているはずだったが、新型コロナウイルスがわれわれから球音をも奪ってしまった。それでも日本プロ野球の開幕は、まもなくだ。当面は無観客試合が続く予定だが、いよいよ2020年シーズンが始まる。野球が恋しい、早く野球場に行きたい、そんな読者に贈る「球場物語」。


 自然環境との共存をテーマした“屋内屋外中間型”の球場がメットライフドームだ。屋根を取り付ける工事を進め1999年、西武ライオンズ球場が日本で5番目のドーム球場として生まれ変わった。

 完全閉鎖型ではないので、春秋の心地よい風、夏の暑さも体感でき、ドームなのに四季をしっかり感じられる球場だ。さらにプレーでも面白いことが起きる。2002年に当時のタイ記録だったシーズン55本塁打を放ったカブレラや14年にシーズン途中で入団し本塁打王を獲得したメヒアなど、特に外国人のパワーヒッターが「ドーム球場の場外ホームラン」を放っている。

 球場は徐々に進化。07年から08年にかけては第1期、第2期の改修工事を行い・・・

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