今シーズンは120試合制の短期決戦。終盤までリードしている試合は確実にものにしたい。その近道となるのが盤石の継投、必勝リレーだ。各球団の勝利の方程式、その現状を紹介する。 ※記録はすべて8月27日現在。△は左投げ 読売ジャイアンツ
必勝リレー防御率 1.05(チーム防御率3.39)
中継ぎ △
高梨雄平 16試合/1勝0敗0S8H/防0.60 ↓
中継ぎ
大竹寛 17試合/1勝1敗0S9H/防1.80 ↓
中継ぎ △
中川皓太 21試合/1勝1敗5S7H/防0.84 ↓
抑え R.デラロサ
10試合/0勝0敗6S1H/防1.04 質量充実。安定感は抜群
勝利の方程式で言えば、8回・中川、9回・デラロサが昨季終盤以降、不動の形だ。中川はスライダーのキレが抜群の左腕で、チームは異なるが、1000試合登板、400Sの鉄腕・
岩瀬仁紀を彷彿させる。デラロサは昨季途中加入でクローザーに。開幕直後に左ワキ腹肉離れで1カ月の離脱があったが、復帰済み(主に中川が代役)。150キロを超える力強い直球もさることながら、制球力が抜群で近年のクローザーの中では群を抜く安定感を誇る。8回までリードする展開ならば、100%に近い確率で逃げ切りが可能だ。
楽天から今季途中にトレード加入の高梨は走者を背負った苦しい状況でのワンポイント起用が多いが・・・
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