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12球団二遊間事情

【12球団二遊間事情】西武・ソフトバンク

 

L坦選出ベストコンビ・源田壮亮(遊撃)×外崎修汰(二塁)


【相性100%】 同学年である2人は普段からコミュニケーションを密に取っている


■コンビの攻守バランス

強固な守備力は投手の信頼度も抜群


 二塁・外崎、遊撃・源田でほぼ固定されている西武。“ほぼ”と書いたのはチーム状況によって外崎が外野でスタメン出場する場合があり、その際は山野辺らが二塁のラインアップに名を連ねるからだ。

 2017年にトヨタ自動車からドラフト3位で源田が入団。新人らしからぬ安定感のある守備が評価され、遊撃のレギュラーの座を獲得。当時は浅村栄斗が正二塁手だった。18年オフに浅村が楽天へFA移籍。新たに二塁のレギュラーとなったのが主に外野を務めていた外崎だった。もともと遊撃を守っていた外崎は二塁にも対応し、浅村と組んでいたときと同じように源田と強固な二遊間を形成。ゴロを打たせて取る投球スタイルで昨年12勝1敗と好成績を残したニールは2人の守備力に高い信頼を寄せ、「自分の能力をより発揮しやすい」と契約延長したほどだ。

 今季も二遊間で抜群のコンビネーションを発揮し、投手を助けている。現在、外崎の打撃は本調子ではないが、走塁技術にも定評がある2人は攻撃でも欠かせない存在。外崎、源田が攻守両面で真価を発揮しなければチームも上昇気流を描くことができない。

二塁/遊撃起用試合数ベスト3


※カッコ内数字は先発出場数


H坦選出ベストコンビ・今宮健太(遊撃)×周東佑京(二塁)


【相性65%】 自主トレ師弟コンビ。今宮が周東をフォローする場面が多く、守備の負担に差が……


■コンビの攻守バランス

今宮の故障で若鷹コンビが日々勉強


 固定できずにいる正二塁手に向けて、開幕前から牧原、周東がしのぎを削るも、どちらも決め手を欠いた。相手先発が左腕のときは川島がスタメンなど結局、いつもどおりの流れに。しかも、今季は攻守で頼れる正遊撃手・今宮に体調面でアクシデントがあり、開幕から休ませながらの起用。さまざまな組み合わせで何とかやりくりをしてきたが、左ヒラメ筋損傷で8月20日に今宮が登録抹消されると状況的は苦しくなった。

 それでも、若手にとってはチャンス。7月下旬から徐々に二塁での出場機会も増やしてきた周東と、今宮の代わり遊撃に入った川瀬が、切磋琢磨しながら経験を積んでいる。ともに自主トレで今宮に弟子入りする門下生。ミスしがちな守備を打撃でカバーしながら、毎日必死だ。

 レギュラーシーズンでの今宮復帰は未定ながら、もし間に合うのであれば、優勝をかけた大一番に向けては周東、今宮のコンビが、攻撃面を考慮するとベスト。周東は武器の足で26盗塁とリーグトップの走りっぷりを見せるだけでなく、9月の月間打率.307と打つほうでも調子を上げている。守備の安定感が増せば、二塁レギュラーへも近づく。

二塁/遊撃起用試合数ベスト3


※カッコ内数字は先発出場数

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