特集第2章は現存の12球団の歴史の中から編集部で球団史上最強の監督を1人、忘れられぬ個性派指揮官を1人選んで紹介していく。 中日・星野仙一[1987-91、96-01]
767勝670敗27分、勝率.534優勝2回/日本一0回
自由奔放のチームを戦う集団へ変えた熱血漢
39歳の若さで
中日の指揮官となった。良くも悪くも自由奔放だったチームから甘えを一掃し、厳しさを前面に押し出してチーム改革に乗り出した。就任と同時に3度の三冠王となった
落合博満をトレードで獲得するなど、常にチームに刺激をもたらし、ぬるま湯に浸かることを許さなかった。鉄拳制裁も辞さず、現役時代同様に“打倒・
巨人”を掲げて先頭に立ってチームを引っ張った。就任2年目で優勝という結果を出したのはさすがだった。
4年の時を経て96年にカムバックを果たす。97年から本拠地がナゴヤドームとなり、投手陣を中心としたディフェンス野球へと切り替え・・・
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