1949年に大洋漁業が設立したまるは球団が母体となり、下関で産声を上げた。その後、川崎を経て78年に横浜へ。個性豊かな背番号が球団の歴史を彩ってきた。 ※本文中のカッコ内の年号は、その球団内でその番号を着けた年数。登録名は代表的なもの。データは2月10日時点 封印されたエース番号
2021年、背番号にまつわるトピックスは2つある。1つは現役時代から、引退後2年のブランクを挟み、昨年のファーム監督時代まで18を背負ってきた
三浦大輔が、監督就任に合わせてエース番号を返上したことだ。新指揮官が「マウンドでこそ光り輝くナンバー」と表現する18は「横浜ナンバー」と呼ばれ、準永久欠番扱い。それにふさわしい投手の登場まで、再び封印されることとなった。三浦監督は18をひっくり返した81を着ける。
2つ目は、昨季、首位打者に輝いた佐野恵太が44から7の新背番号を着ける。7は「ポパイ」の愛称で親しまれた怪力スラッガーの
長田幸雄(61-76)、「和製ミッキー・マントル」と呼ばれた
長崎慶一(77-84)、本塁打王1回&打点王2回の
ポンセ、98年日本シリーズMVPの
鈴木尚典ら強打者の背中にあった。今季からは佐野がその伝説を受け継ぐこととなった。余談ながら・・・
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