ルーキーたちにとってプロとなり、初めて迎えるキャンプは不安と緊張の日々だろう。しかし、激しいチーム内の競争を抜け出し、自分のポジションをつかみ取らなければならない。ここでは野球解説者の森繁和、高木豊の両氏に話をお聞きした。 【投手編】森繁和 E早川隆久にとって大きい大エースの入団、起用法はチーム事情も大きく影響
全球団ではないけれど、実際に沖縄まで足を運んでキャンプを見てきました。PCR検査も3回くらいしっかり受けたよ(笑)。
注目のルーキー投手と言えば早川隆久(
楽天)。近くで見ると思ったより体が小さいという印象を受けたけれど、腕の振りが良く、やっぱりいい投手だなと感じたよね。ボールにもいい回転がかかっていたし、変化球にもキレがある。神宮で投げていた大学時代から見てはいるものの、スライダー、カーブと抜くボールを投げやすいフォームだなとあらためて思ったかな。
早川にとってよかったのはマー君(
田中将大)が入ったこと。楽天はほかにも涌井(
涌井秀章)、岸(
岸孝之)、則本(
則本昂大)と先発陣がそろっているから、先発の5番手あたりで気持ち的にも楽に投げられる。注目もマー君に集まり、いろんな意味で負担も軽減され、のびのびと投げられるはず。それにしても・・・
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