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生まれ変わる球場etc.…

メットライフドームだけじゃない!球場には注目の変化がいっぱい!!

 

より良い環境、より魅力的な空間へ――。2021年の開幕に向けて、改修が行われたのはメットライフドームだけではない。一部、ファンではなく、選手のための改修も含むが、注目の改修ポイントを紹介しよう。

中日・バンテリンドーム ナゴヤ


「バンテリン〜」の文字の色は緑


2020年の観客動員数 37万8006人
ファンも選手も驚いた!85周年は「バンテリン」とともに

 85周年を迎えた中日の最大の変化は球場名が変わったことかもしれない。医薬品を手掛ける地元企業の『興和』がナゴヤドームのネーミングライツ(命名権)を取得。契約期間は今年から5年間で、名称は「バンテリンドームナゴヤ」となった。バンテリンというのは興和が販売する肩こりなどの医薬品。命名権料は非公表だが、バンテリンの名前が全国に広まることは間違いない。

 昨夏に興和からナゴヤドームにアプローチがあり、合意に至った。名古屋市にある興和は地元に根付いた優良企業。バンテリンというブランドを浸透させたい興和、昨年は新型コロナ禍の影響で観客動員数が激減したナゴヤドーム、お互いの思惑が一致した。

 ナゴヤドームの命名権譲渡は1997年の開場以来初めてのこと。本拠地命名権の売却はセ・リーグでは広島に次ぐ2球団目となる。球場正面看板などの設置作業は2月中旬に完了。目に付くのは「Kowa」と書かれた興和のマークと緑色の看板だ。ただし、大きく変わるのは名称のみ。少し前にはホームランテラスの設置なども話題になったが、今のところ進展はなさそうだ。なお、球場周辺の「ナゴヤドーム」に付随する案内、標識などは臨機応変となりそうだが、最寄り駅のゆとりーとライン「ナゴヤドーム前矢田駅」の駅名はそのままのようだ。

ヤクルト・明治神宮野球場


 マウンドや塁周りの土部分の改修が行われ・・・

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