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2022魅惑のスタジアム

MLB30球場全紹介 すべて形が違うメジャーのフィールドたち【中編】

 

プロ野球の各球場を見てきたが、ここから海の向こうMLBの球場30カ所すべてを前編・中編・後編に分けて紹介していく。100年以上、形や景色が変わらない球場や最新設備を搭載した現代球場まで、さまざまな顔を持ったメジャーの球場を開場年度順に一気に見ていこう!
写真=Getty Images
【前編】はこちら
【後編】はこちら

クアーズ・フィールド【コロラド・ロッキーズ】


1995年4月26日開場[天然芝]


標高1600メートルのマイルハイ・フィールド

 標高1マイル(約1600メートル)の位置にあり「マイルハイシティ」と呼ばれるコロラド州デンバーの北側にある。球場は周辺の古い倉庫と同じ赤レンガに1876年に開業した鉄道駅の跡地にちなみ鉄鋼を組み合わせた構造になっている。球場内はレフト後方にはロッキー山脈を模した球団マークが最上部に付いたスコアボードが特徴的。2014年からは、ライトスタンド2階席にルーフトップパーティーデッキが設置され、ロッキー山脈の絶景を見渡せる人気スポットとなっている。

【球場データ】
左翼105.8m、左中間118.9m、中堅126.5m、右中間114.3m、右翼106.7m
(フェンスの高さ)左翼4.0m、左中間〜右中間2.4m、右翼5.0m
4万6897席
[ホームチーム]一塁側ベンチ

トロピカーナ・フィールド【タンパベイ・レイズ】


1998年3月31日開場[人工芝]


人気球場の外野を模したフィールド

 メジャー史上6番目のドーム球場。フロリダ州中西部、タンパ湾の西側に建設された。もともとはアイスホッケー、バスケットボール、フットボール、体操、テニスなど、計16種目ものスポーツ競技が行われた施設で、当時のデビルレイズの球団拡張とともに野球専用球場に。ニューヨークにあったエベッツ・フィールドと同じ外野の形状で芝は人工芝。バックスクリーン内側にレストランも併設されている。この球場は今季までの可能性も。2023年開場予定の新球場建設が発表されている。

【球場データ】
左翼96.0m、左中間112.8m、中堅123.1m、右中間109.7m、右翼98.1m
(フェンスの高さ)左翼〜左中間&右中間〜右翼3.4m、中堅2.7m
2万5025席
[ホームチーム]一塁側ベンチ

チェイス・フィールド【アリゾナ・ダイヤモンドバックス】


世界初の屋根付き天然芝球場も……

 キャンプ地として有名なアリゾナ州フェニックスの中心街の東側にある。アリゾナの暑さをしのぐ世界初の開閉式屋根付き天然芝野球専用球場だった。外観は南西部の建築様式を生かし

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