野球を始めるとき、誰もが最初に手にするのはグラブではないだろうか。グラブを語り始めたら止まらない。今号の特集はグラブを愛する方々にお届けする。 取材・構成=椎屋博幸 写真=石井愛子 MITT SSK 1年前に使っていたミットよりも今季は小さくしています。と言うより、もともと2019年まで使っていた大きさに戻しました。昨年まで使用していたミットは少し大きめにしていたのですが、握り替えのときに、右手がミットに引っかかる感じがあったので、元に戻しました。
僕のミットの親指側は薄いのですが、これはワンバウンドがミットに入りやすくするため。僕自身、体と手の反応でバウンドを捕球しにいくタイプです。そのために手と同じ感覚のミットにしたいなという意識から、この厚さにしています。同じく手と同じ感覚で使いたいという思いで、手の差し込み口は、手首がスムーズに入るように工夫しています。
そして僕のミットの最大の特徴は「ユーループ」というものです。名字の「UMENO」の頭文字「U」から取ったもので・・・
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