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豪打伝説 50本塁打超の男たち

<Top 2>55HR(2001) 近鉄・ローズ&55HR(2002) 西武・カブレラ

 

ヤクルト村上宗隆が着々と積み上げるホームラン。すでに55本となり、NPB歴代2位タイとなった。村上の前に50本塁打以上をマークした先人たちを記録とともに振り返っていこう。

近鉄・ローズ 初めて55本塁打に並んだ“いてまえの大砲”


【Top2】55HR(2001)
【Top9】51HR(2003)

独特の構えからのフルスイングで本塁打量産


「ノリ(中村紀洋)から“我慢”という言葉を聞き、ボール球に手を出さなくなったから」と2001年の好調さを分析したのが、近鉄のタフィ・ローズだ。同年、近鉄は三番・ローズが日本タイ記録の55本塁打で131打点、四番・中村紀が46本塁打、打点王となる132打点。2人を軸に“いてまえ打線”が機能して優勝を飾った。55本到達は、9月24日、2位・西武戦(大阪ドーム)との一戦。2.5ゲーム差でつけている西武を突き放すためにも是が非でも勝ちたかった試合だ。序盤2対4とリードされるも5回裏にローズがシーズンタイ記録の55号本塁打で1点差に追い上げ、最後は中村紀のサヨナラ弾で勝利。ローズはお立ち台で「ゼッタイ、ユウショウ、スルゾ!」と絶叫した。

 26日に優勝を決めたあと、30日には・・・

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