サヨナラでリーグ2連覇を果たした。投打がかみ合い、若手とレギュラーが融合。5月に首位に立って以降、5球団を引き離し、ぶっちぎりでゴールテープを切った。その連覇戦士たちの活躍ぶりを紹介しよう。 写真=BBM 【後編】はこちら 村上宗隆 歴史に名を刻むスラッガー
主砲として圧倒的な数字を残して存在感を示した。今季第1号は開幕から7試合目と遅かったが、徐々に本来の調子を取り戻し、6月には14本塁打&35打点と爆発。本塁打と打点に関しては早々に独走態勢を築き、チームをけん引した。日本新記録となる5打席連続本塁打の偉業もさることながら、常に「フォア・ザ・チーム」の精神を忘れず、熱い気持ちで戦い続けている。昨年に続く2年連続MVPは誰もが認めるところ。あとは史上最年少の三冠王を狙うだけだ。
小川泰弘 輝き取り戻したエース
粘り強い投球でチームに勝つチャンスを作り続けた。9月18日の
阪神戦(甲子園)では初回に無死一、二塁のピンチをつくったが、0点に抑えると7回1/3まで無失点で1対0の僅差でモノにした。「粘れて良かったです。強気でしっかり攻められた」とコメント。小川の信条が詰まった言葉で、今季の投球すべてがまさにそうだった。3年ぶりの・・・
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