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2022年プロ野球ペナントレース総括

公式戦出場全選手レコード付き 中日・2022年ペナントレース総括 今季も深刻だった得点力不足 打線が投手陣を援護できずビジターの戦いにも大きな課題

 

チーム唯一の2ケタ勝利を挙げた小笠原。2年連続で規定投球回にも到達


投手力 PITCHING REVIEW


 大野雄大柳裕也小笠原慎之介の先発三本柱で少なくとも35勝、貯金10以上が望まれたが、3人で27勝27敗と貯金ができなかったのは誤算。打線の援護に欠けた部分はあるが、物足りない数字だった。高卒2年目の高橋宏斗がプロ初勝利を含む6勝、ベテラン左腕の松葉貴大も同じく6勝を挙げたが、ともに負け越し。今季は15人が先発マウンドに上がったが、貯金をつくれたのは小笠原のみでは最下位も当然だった。

 先発陣の防御率が3.46だったのに対し、リリーフ陣は2.93と奮闘。今季から中継ぎに転向した清水達也ジャリエル・ロドリゲスの活躍が光った。圧巻だったのは・・・

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