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2022プロ野球記録集計号

【File.5】史上最速マジック点灯&14カード連続勝ち越し ヤクルトの快進撃もたらした背番号27の存在感

 

29年ぶりにリーグ連覇を果たしたヤクルト。今季のハイライトと言えば、5月中旬からの14カード連続勝ち越しだ。期間中の戦いでは、中村悠平の活躍が際立っていた。
データ提供=Japan Baseball Data

ヤクルト・中村悠平


先発投手を好リード


 7月2日のDeNA戦(神宮)を勝利し史上最速でのマジックを点灯させたヤクルトは、翌日の同戦も勝利した。これで5月14日の対広島戦(マツダ広島)から続いて14カード連続勝ち越しを達成(下記【表A】参照)。1954年に南海が打ち立てたプロ野球記録に並んだ。この時点で2位・巨人を13.5ゲーム差で離す独走状態。29年ぶりのリーグ連覇をもたらす快進撃だった。

【表A】14カード連続勝ち越しの軌跡

計 41試合31勝9敗1分け 勝率.775 QS数:18[44%] HQS数:12[29%]


 その14カード連続勝ち越しの期間は31勝9敗1分け、勝率.775と驚異の勝率を誇ったが、チームは開幕から約1カ月が経った4月30日終了時点では15勝12敗の3位。勝ち越してはいるが今一つ波に乗れていなかった。そこからなぜチームは一気に成績を上げていったのか。それは・・・

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