キャンプも中盤へと突入し、各チームの体制が少しずつ見えてきた。対外試合も続々と始まり、ポジション争いも激しさを増している。ここでは即戦力として期待のルーキーたちを紹介。開幕一軍の切符を勝ち取るのは、果たして何人現れるのか──。 【セ・リーグ編】はこちら ※選手能力値は「S・A・B・C」の4段階評価。
S…球界トップクラス A…一軍クラス B…及第点 C…課題面 オリックス・曽谷龍平 先発ローテに食い込む
【イチ押しポイント!】右打者内角への直球 曽谷龍平[白鴎大→ドラフト1位/投手/23歳/182cm80kg/左投左打]
球速 B 制球 A 球種 B 最大の武器である最速151キロの直球はキレも十分で、球速表示以上に感じても不思議ではない。特に右打者の内角を突くクロスファイアは出色だ。キャンプも順調に調整を続け、ブルペンでも力強いボールを投じつつ「いろんな方に見てもらう中で、自分の投球ができるかと考えていた」とファンや首脳陣が見守る中でも“平常心”を意識。「この投球(1度のブルペン投球)で評価は変わらない」と
中嶋聡監督から声を掛けられた左腕が先発ローテに食い込むべく汗を流していく。
ソフトバンク・大津亮介 実戦で生きる巧みさ
【イチ押しポイント!】多彩“過ぎる”変化球 大津亮介[日本製鉄鹿島→ドラフト2位/投手/24歳/175cm63kg/右投左打]
球速 B 制球 B 球種 S 右腕の武器は変化球だ。同じ球種でも微妙な変化をつけて起用に投げ分けていくことで、可能性は無限に広がっている。特にその巧みさを見せつけたのが、2月11日のシート打撃。今春キャンプ初登板で打者9人を1四球無安打に抑えた。あまりの球種の多さにバッテリー間でサインが合わないほど。見守った
藤本博史監督からは・・・
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