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打者の勲章 2000安打への道

<2000安打達成者限定>項目別ランキング 長打、単打、三振、盗塁の多さ、少なさ 2000安打を達成しながら犠打がゼロだった唯一の選手は?

 

大島洋平(中日)まで55人がNPBで達成した「2000安打」という大記録。その偉大な55人に限定し、13種類の観点から項目別に上位5人、下位5人のランキングを集計した。なお、「2000安打達成時点の年齢」のランキングだけは所属球団がその時点のものだが、それ以外の項目は生涯成績から記録を集計し(現役選手の成績は8月27日現在)、球団は最終所属だ。
文=落合修一 ※△は左打者、□はスイッチ

榎本喜八の「31歳7カ月で2000安打達成」は現在でも破られていない最年少記録だ


コロナ禍の影響で最年少記録を更新できず


 早実から高卒1年目のシーズン(1955年)にいきなり146安打(打率.298)を放った榎本喜八(東京)が、プロ14年目の68年に2000安打に到達した時点での年齢は31歳7カ月。これはいまだに最年少記録だ。

 一方、1988年12月生まれの坂本勇人(巨人)は通算1884安打、「あと116」で2020年の開幕を迎えた。その前年が173安打だったので、順調なら20年夏には2000安打に到達し、坂本が榎本の記録を破る可能性は十分にあった。

 ところが・・・

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