週刊ベースボールONLINE

いざ、秋の決戦へ オリックス日本一への再登山

<DATA ANALYSIS>数字で見る2023オリックスの戦い方「ゲーム差とかそういうのは、まったく関係ない。自分たちの内容を追究してきた」(中嶋聡監督)

 

2位に10ゲーム差以上をつける独走V全143試合を戦い抜き、マジック未点灯で逆転優勝を果たした過去2年と異なり、今季は130試合目の9月20日に優勝を決めたが戦い方は何ら変わらない。優勝決定時までのチーム成績の数字を出せば見えてくる確かな戦略こそ強さの秘密だ。
※文中の数字はV決定時まで


明確な戦いのベース


 79勝47敗4分け、勝率.627で貯金32。シーズン130試合目となった9月20日のロッテ戦(京セラドーム)に6対2で勝利して、リーグ3連覇を決めた時点での星勘定だ。開幕5試合目で2勝3敗の借金1となるも、翌6戦目に山本由伸、さらに7戦目で宮城大弥が先発して連勝してすぐに貯金生活に転じ、再び借金1となったが4月11日以降は勝率5割を下回ることなく、コツコツと白星を積み上げた。終わってみれば最大連敗は4、対して4連勝以上は9度で月間負け越しはなし。安定した戦いで、3年連続でリーグの頂に立った。

【DATA1】V決定時のチーム成績

※丸数字はV決定日時点のリーグ順位


 そんな“安定感”を呼んだのは、やはり・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング