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2024年シーズン大展望

【12球団最速戦力分析】阪神・現有戦力の底上げのみで十分に連覇の可能性あり

 

2023年のセ・リーグは岡田彰布監督率いる阪神が18年ぶりのリーグ制覇。パ・リーグは中嶋聡監督率いるオリックスが3連覇を果たした。ともに2位に10ゲーム以上の差をつけての独走。もちろん他球団も黙って見ているわけにはいかない。2024年シーズン開幕に向け、再編されていく12球団の戦力分布を本誌恒例の“最速”戦力分析で見ていこう。それぞれのストロングポイントや課題も明らかに!?
※チームの総合力はA〜C評価。チャートの数字評価は、項目別に2023年の最上位球団の成績を最高の5に設定し、24年の戦力を基準に評価。情報は12月23日時点。予想オーダーの選手名左の△は左打ち、□は両打ち
写真=BBM

クリーンアップを打つ大山[左]、佐藤輝などが、23年以上の本塁打、打点を挙げられれば、連覇の可能性は大きい


 投手陣は主要部門でタイトルを獲得した。一方で、四番の大山悠輔が出塁率、中野拓夢が最多安打でタイトルを獲得しているが、野手は打撃主要3部門では誰もタイトルを獲っていない。それでもぶっちぎりでのリーグ優勝だっただけに首位打者、本塁打、打点の部門で1位の打者が出てもおかしくないのだが……。

「誰も最高の成績を残しておらんやん」と岡田彰布監督。これこそが連覇のカギとなる。打率でいえば、レギュラー陣の誰一人として3割を超えておらず・・・

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