週刊ベースボールONLINE

2024背番号STORY

【2024ドライチRookie背番号】中日「#14」80年代までは打者も着用 天才サウスポー後は投手定着

 

背番号は選手の顔と言われ、選手もまた愛着があるだろう。特にルーキーにとっては、プロとして新しい第一歩を踏み出す記念すべきナンバー。中でもドラフト1位の背番号には大きな意味と重みが感じられる。ここからは今季の12球団ドライチの背番号にスポットを当て、過去にその背番号を着けていたプレーヤーたちを思い出してみよう。
※選手の年齢は満年齢。表の選手名、守備は着用年

草加勝[投手/23歳]


 本格派右腕として亜大から入団したドライチルーキーに与えられた背番号は『14』。昨年まで中継ぎで活躍した谷元圭介が背負っていたが、かつては“天才サウスポー”と呼ばれていた今中慎二が背負っていた番号であり、13年と着歴もチーム最長。細身の体形でムチのようにしなる左腕から繰り出す真っすぐとスローカーブは芸術品と言われ、1993年には249回を投げて最多勝利、最多奪三振、沢村賞を獲得。通算187試合の先発で74完投は圧巻だ。左右の違いはあるが、草加も完投へのこだわりは強く、その意味でも『14』はぴったりの番号。球団の期待の高さもうかがえる。右肘のトミー・ジョン手術を受けてルーキーイヤーに『14』を見られないのは残念だが・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング