背番号は選手の顔と言われ、選手もまた愛着があるだろう。特にルーキーにとっては、プロとして新しい第一歩を踏み出す記念すべきナンバー。中でもドラフト1位の背番号には大きな意味と重みが感じられる。ここからは今季の12球団ドライチの背番号にスポットを当て、過去にその背番号を着けていたプレーヤーたちを思い出してみよう。 ※選手の年齢は満年齢。表の選手名、守備は着用年 本格派右腕として亜大から入団したドライチルーキーに与えられた背番号は『14』。昨年まで中継ぎで活躍した
谷元圭介が背負っていたが、かつては“天才サウスポー”と呼ばれていた
今中慎二が背負っていた番号であり、13年と着歴もチーム最長。細身の体形でムチのようにしなる左腕から繰り出す真っすぐとスローカーブは芸術品と言われ、1993年には249回を投げて最多勝利、最多奪三振、沢村賞を獲得。通算187試合の先発で74完投は圧巻だ。左右の違いはあるが、草加も完投へのこだわりは強く、その意味でも『14』はぴったりの番号。球団の期待の高さもうかがえる。右肘のトミー・ジョン手術を受けてルーキーイヤーに『14』を見られないのは残念だが・・・
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