背番号は選手の顔と言われ、選手もまた愛着があるだろう。特にルーキーにとっては、プロとして新しい第一歩を踏み出す記念すべきナンバー。中でもドラフト1位の背番号には大きな意味と重みが感じられる。ここからは今季の12球団ドライチの背番号にスポットを当て、過去にその背番号を着けていたプレーヤーたちを思い出してみよう。 ※選手の年齢は満年齢。表の選手名、守備は着用年 アマチュア球界左腕最速の158キロをマークした剛腕ルーキー・細野晴希が背負う『29』。歴代の背番号『29』は、東映時代には野手が着用していた。初代はコーチの井川喜代一だが、以降は
金子和三郎、
増本一郎を経て、外野手の
黒崎武が6年間、
作道烝が8年間と長期間着けている。黒崎はNPB史上最多安打を放った
張本勲と同期入団でレギュラー定着には至らなかったが、守備に難のあった張本に代わる試合後半の守備固めとして活躍。作道は通算5本塁打ながら、1971年5月3日の
ロッテ戦(東京)で、二死から日本プロ野球記録となる5者連続本塁打の口火を切る代打満塁弾を放っている・・・
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