2014.6.12 Hawks×Dragons
撮影=湯浅芳昭 ナデナデ 3点ビハインドで迎えた9回裏、マウンドには通算394セーブ(6月15日時点)の日本記録を持つ竜の守護神・
岩瀬仁紀。敗色濃厚の展開だがタカ打線はあきらめない。
1点差に迫り、なお二死二、三塁。逆転のチャンスに打席に入ったのは
今宮健太。22歳の若タカが岩瀬の武器、スライダーをたたくと、打球は左中間を破る逆転サヨナラ二塁打となった。以前はサヨナラの場面などは緊張していたというが、経験を重ねた今、「すごい応援が聞こえてきたので、ここで打たないと男じゃないと思った」という。
「いい勝ち方だったね」とご満悦の
秋山幸二監督も周囲の期待に応える一打を放った孝行息子の頭を笑顔でナデナデ。首位・
オリックスを追いかける2位の
ソフトバンク。一丸となって勝利に突き進む。