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2014.9.6 Baystars×Carp 横浜スタジアム
写真=井田新輔
圧巻のパワーピッチングで初完封!

 先週に続き、今週も派手なガッツポーズの登場だ。9月6日のDeNA戦(横浜)で先発した広島のルーキー・大瀬良大地。プロ自己最速となる152キロのストレートを軸に、ベイ打線を封じ込める。三振も自己最多の10個となる、パワーピッチングは圧巻だった。9回のマウンドに上がる際には横浜スタジアムの半数以上を埋めた広島ファンから「大瀬良! 大瀬良!」の大歓声を浴びた。

 意気に感じた大瀬良はDeNAのクリーンアップに対して真っ向勝負を挑み三者凡退。プロ初完封勝利を、初回の1点だけの“スミ1”で成し遂げた。球団の新人で「1対0」の完封勝利は1990年の佐々岡真司以来の快挙だ。「投げる試合は全部勝ちたい」とあらためて誓った大瀬良。9月2日からの巨人3連戦に3タテを食らった広島だが、新人右腕が再びチームを勢いづけた。
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