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クライマックスシリーズ特集

巨人、ソフトバンク セ・パ王者たちの迎撃態勢をリポート

 

リーグ2位、3位によるCSファーストステージも終わり、10月15日には、日本シリーズ出場権をかけたCSファイナルステージがいよいよスタートする。待ち受けるセ・パ両リーグの王者たちは、いかにしてこの日を迎えるのか。王者たちの迎撃態勢をリポートしつつ、CSでの戦いを予想する。

福岡ソフトバンクホークス


大事な初戦の先発が予想される大隣は、10月2日の優勝決定試合から状態の良さをキープしている



ドタバタ劇も指揮官の即断で

 シーズン終盤、最後の最後で優勝を手にしたチームは、苦しんだ分だけたくましさを増している。優勝から2日間の休日を挟んでCSファイナルステージにけ向た調整を開始。10月8日からはみやざきフェニックス・リーグでの4試合で投手、野手ともに総仕上げをして15日の初戦を迎える予定だった。

 8日の楽天戦には9人のリリーフ陣が1イニングずつを投げて調整。しかし、台風19号の影響で9日の韓国・ハンファ戦が雨天中止となると、11、12日の試合も中止の可能性が高まったため、秋山幸二監督が緊急帰福を決断した。「このやり方しかないからな。あとは実戦形式でやっていくしかない」

 風雨の影響を受けずに練習できる本拠・ヤフオクドームでの調整に切り替えた。チームは9日のうちに空路、陸路を駆使して福岡へ。貴重な3試合を流したが、「自分たちができることをやるしかない」(秋山監督)と悠然たる構えでファーストステージを勝ち抜いた北海道日本ハムを迎え撃つ・・・

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